カーポートの業者選びで損をしないコツとは?

みなさんこんにちは!津軽リフォーム弘前店のリフォームアドバイザー 田村です!

いよいよ春になり、さくら祭りも近づいてきましたね!
今年の冬もたくさん雪が降りましたが、連日の雪かきにうんざりだった・・・という方も多いのではないでしょうか。
そんな時、私なんかも思うのですがご近所さんでカーポートが建っている家を見かけると ’’雪かきが楽そうで良いなぁ・・・’’ ’’今年こそはカーポートを建てたいな’’ ’’大事な車が傷まなくていいな’’ と思う方も多くいらっしゃると思います。

いざカーポートを建てようかな、見積を取ってみようかな?とお考えの際、皆様ならどんな業者さんにお願いしようと思いますか?
お見積もりが安いところ、工事が早いところ、丁寧な打ち合わせをしてくれるところ 等、さまざまな部分で悩まれるかと思います。
そんな時、意外と盲点になってしまいがちですが、私個人的には’’確認申請’’をきちんと通してくれる業者さんにお任せすることをお勧めします!
確かに確認申請を省略してしまえば目先のお支払い金額は安くなり工事も早くできますので、確認申請のことをお客様に伝えないまま工事をしてしまう業者さんも中にはいらっしゃることも実情です。
しかし、必要な確認申請を通さずにカーポートを建ててしまった際、後々思わぬ出費が増えてしまったり工事が中断になったりと、とても損をしてしまうことがあります。

今回は、カーポートに確認申請は必要なのか、確認申請を通さずにカーポートを建ててしまうとどうなるのか? という話しを皆様にお伝えしたいと思います。

そもそもカーポートに確認申請は必要か

結論から申し上げますと、カーポートを建てる際、ほとんどの場合では確認申請が必要になります。
そもそも確認申請が必要な建築物の規模というのは、【10㎡以上の建築物】となります。
カーポートも建築物になるの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、カーポートは土地に定着し柱と屋根があるので建築基準法上、建築物にあたります。
また、10㎡未満のカーポートであっても建てようとしている場所が【防火地域】【準防火地域】である場合は確認申請が必要になりますのでご注意ください。
ただし、カーポートを建てる場所が都市計画区域外の場合は、確認申請が不要になる場合があります。その場合、自治体によって別途工事申請が必要な場合もありますので、自治体のHP等で確認してから工事を進めましょう。

確認申請を通さずにカーポートを建ててしまうとどうなるのか?

まず第一に皆様にお伝えしたいのは、確認申請が必要な条件なのに確認申請を提出せずにカーポートを建てることは建築基準法第6条の違反【手続き違反】ということです。
また、確認申請を通さず役所の確認を受けないままカーポートを建ててしまい、万が一建ぺい率をオーバーしてしまうと建築基準法第53条の違反【実態違反】になります。
建ぺい率オーバーの場合、少し難しい話になりますが【集団既定の違反】にあたり、周辺環境へ悪影響を及ぼす恐れがあるとされ、より厳しく罰せれらる場合もあります。
’’確認申請を通さなくてもバレないよ!’’という方もいらっしゃるかもしれませんが、行政の定期的なパトロールや近隣住民の通報等でばれてしまうケースもあります。
参考:弘前市の市役所HP注意文
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/oshirase/kurashi/carport.html
また、確認申請を提出せず建ぺい率をオーバーしている場合、お住まいを最終的に売却する際売りづらくなってしまう可能性があります。
不動産業者は建物を売買する際、重要事項説明書に建ぺい率オーバーをしていることや違法建築物であるという【建築物の瑕疵】を記載する義務があるからです。
検査済書が無い場合、銀行からの融資を断られてしまう場合もありますし、違法建築物があるというのは買い手からすると大きなデメリットではないでしょうか。
実際に、私が過去見たことのある事例として 予算を抑えてカーポートを建てるために確認申請を提出しなかった方がお住まいを売却する際建ぺい率オーバーを指摘され、確認申請費用より高額なカーポートの解体費用を支払うことになってしまった という事例もありました。

実際には費用を抑えたいから、建ぺい率オーバーをしてしまうから、そもそも必要だと知らなかったから と必要な確認申請をせずにカーポートを建ててしまう事例もよくある話しではあります。
しかしこれまでもご説明した通り、確認申請を通さないと法律違反になってしまう場合もございますので、施工業者だけでなく発注者(依頼したお客様)にもリスクが発生してしまうことは事前に十分ご理解いただきたいと思います。
また、確認申請を通すことで民法で定められる隣地との離れや高さ制限、北側斜線制限をクリアし近隣トラブルを防ぐことにもつながります。
皆様もカーポートをご検討の際は確認申請の手続きをしてくれる業者さんに依頼することをお勧めします。

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