冬の備えについて⑤ オーバーフロー対策について

【青森県弘前市を中心に藤崎町、板柳町、鶴田町、大鰐町、平川市、田舎館村、黒石市、青森市、津軽地方でリフォーム工事、増改築工事、リノベーション工事を手掛ける津軽リフォーム弘前店です!】

皆さんこんにちは!津軽リフォーム弘前店のリフォームアドバイザー 田村です!

今回は、冬の備えについて第5回目ということで、オーバーフロー対策についてご紹介したいと思います!
無落雪屋根などでドレーンパイプがある住宅にお住いの方は是非チェックしてください!

皆さんは’’オーバーフロー’’についてご存知でしょうか?無落雪屋根にお住いの方ならご存じの方もいらっしゃる
かもしれませんが、あまり聞きなれない言葉ですよね。
オーバーフローとは無落雪屋根のドレーンパイプが詰まってしまうことで発生する現象のことを言います。
メカニズムを簡単にご説明すると、ドレーンパイプがゴミで詰まったり凍結することで雪解け水等が流れなくなり、樋(スノーダクト)に水がたまります。そのたまった水が屋根板金と樋との隙間などから天井裏に浸入してしまう という流れです。
その侵入した水の量によっては室内にも水が浸入してしまう場合もあります。
過去に私もオーバーフローが起こったお客様からSOSを受け駆け付けたところ、天井から滝のように水がながれてきてしまっていたケースもありました。
もしもその状態を放置すると、住宅の構造に大きな悪影響が出てしまいますよね。
無落雪屋根などで屋根に樋が通っている住宅にお住まいの場合は十分な注意が必要です。

ではそんな恐ろしいオーバーフローを防ぐにはどうすればいいのか、対策をご紹介します。
そもそもオーバーフローの原因は先ほどもご紹介したとおり、大きく分けると’’詰まり’’’’凍結’’です。
詰まりの場合、よく目にするのは落ち葉などが樋にたまって詰まっているケースです。その他にも定期的な
お掃除ができていなくヘドロのような汚れで詰まっていたり、お子様のボールなどの玩具、カラスが運んできたと
思われるゴミ等がたまっているケースもありました。
周りに木が無いと油断していると、思わぬ原因からオーバーフローを引き起こしてしまうかもしれません。

ドレーンパイプの詰まりを防ぐためには、
・年に数回(最低でも秋ごろに1回)は目視確認と掃除をする。
・オーバーフロー装置を取り付ける。

この2点が有効かと思います。

それでは凍結の場合はどんな対策方法があるのかというと、こちらはシンプルに’’凍結させない’’という考えのもと
対策することが基本です。
多くの無落雪屋根には、凍結防止用のヒーターがついていたり、ドレーンパイプを保温材で保護していたり、地熱桝と接続していたり 様々な方法で凍結防止がされています。
ですがまれに何も対策されていない住宅も存在します。
もしもお住まいに凍結防止が全くされていない場合、
・凍結防止用ヒーターを取り付ける。
・屋根に防水処理を施す

等がお勧めです。

ただし、後付けの凍結防止対策で完全を目指すことは簡単ではありません。
その年の天候によって気温の上下は変わりますし、1箇所凍結を解消したと思っていたら他の個所で凍結や不具合が出でしまったということもあります。
そのため、オーバーフロー対策を業者に依頼する際は建物に対する総合的な知識を持ち、柔軟な対応ができる業者を選びましょう。

また、オーバーフローは加入されている火災保険の内容によっては保険の対象となる場合もありますので、もし被害にあわれた場合は保険屋さんへもお問い合わせされることをお勧めします。
津軽リフォーム弘前店ではオーバーフロー対策のご相談を承っております!

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